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聖書は契約の書とも言われています。英語で新約聖書のことを“New Testament”、旧約聖書のことを“Old Testament”と呼ぶことがあります。この“Testament”が契約とか遺言を意味することばです。この呼び名のことは、また次の機会にお話ししたいと思います。 聖書の中に「神の祝福の契約」が聖書全体を通して語られています。ですから、聖書の中で「祝福」あるいは「祝福する」という言葉はキーになる言葉なのです。皆さんは「祝福」という言葉を聞いて何を連想されますか? 英語では“bless”がこれにあたります。 「祝福する」という聖書のことばですが、「聖いものとする。ある状態や状況に対して神の好意を求める。人の状況の良い状態を願う。幸せにする。繁栄させる。喜ばせる。それに加え、栄光を帰する。讃美する。」という意味があります。 9月11日の同時テロ以降、アメリカのニュースでよく聞かれる“God bless America!” という言葉は、ケネディー大統領からブッシュ大統領まで多くの大統領が、演説の最後で使っています。けれども、この言葉は大統領のような偉い立場の人が演説を締めくくるのに使われるだけではありません。大学の卒業式で、来賓が演説の最後を “God bless you!” と締めくくります。また、アカデミー賞を受賞した俳優が、ステージに上がって喜びと感激と感謝のことばを述べ、受賞のトロフィーを高く持ち上げながら出席者に向かって“God bless all of us!”と感激の言葉に感謝を込めて語ります。 ところで、この英語の言葉“God bless America!” は日本語で「アメリカに神のご加護あれ!」と訳され、用いられています。しかし、このことばの意味は「アメリカに神の祝福あれ!」であって、ご加護を意味することばではありません。ですから、"God bless you! "は「あなたに神の祝福がありますように」という意味なのです。 先日、自然食の食料品売り場のレジでアルバイトをしていた東洋人の学生が,帰り際に“Thank you sir. God bless you. ”と言ってくれました。とても気持ちの良い、すがすがしい気分になって店を出ました。TN州ではどこででもよく耳にした言葉でしたが、教会の外で、直接このことばを言われたのはNC州に来て初めてでした。 「あなたが祝福する者をわたし(主)は祝福する」と言われました。同時に、祝福は祝福した者にも返ってくると聖書は言っています。ですから、祝福のことばを持って人々を祝福する者たちを、主が祝福され、祝福の連鎖が広がっていきます。沢山の人々が祝福されるそんな世の中になったらすばらしいですね。 私の好きな聖書のことばを紹介しておきます。 主があなたを祝福し、あなたを守られますように。 主が御顔をあなたに照らし、あなたを恵まれますように。 主が御顔をあなたに向け、あなたに平安を与えられますように。(民数記6:24―26) ここで「主」とは創造主である全能の唯一の神様のことです。 わたしも、これを今日読まれたあなたの為に民数紀の聖書の言葉とともにお祈りいたします。あなたに、豊かな神様の祝福がありますように。アーメン。(アーメンとは、その通りになりますようにという、お祈りの最後の同意の言葉です。わたしも、そのように願っていますとでもいいましょうか。) 次回からは、マタイの福音書の5章から7章の「山上の説教」といわれる、イエス様のことばから「八つの祝福」を用いて、神の祝福について楽しく学んでいきたいと思います。それでは、また、お会いできる日を楽しみにしています。バイジャ!!バイジャ!! |