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皆さんに幾つかの質問をしたいと思います。 あなたは、家族礼拝を持っておられますか? 何よりも優先して夫婦(家族)一緒にみことばを読み、祈る時を持っておられますか? 何か問題があったり、感謝なことがあったときに、そのことをイエス様に話しておられますか? あなたは、家族の救いの為に祈っておられますか? また、家族の日々の出来事の中で、感謝やとりなしの祈りをささげておられますか? 私たちがクリスチャンとして歩み始める時、第一になすべきことはデボーション(神との交わりの時間を聖別して持つ)の習慣を身につけることです。このことが、日々の生活を勝利していく力となります。 ある少年が歴史に残る立派な業績を残したいと思いました。それで牧師にその秘訣を聞きました。 「立派な人になるためにはどのようなことから始めたらいいでしょうか?」 その時牧師は少年に親切に説明してあげました。 「一日24時間の中で1時間だけ私が教える通りの行動をすることができますか?」 少年がそのようにすると言うと、牧師は少年に 「一日に15分祈り、15分聖書を読んで黙想し、15分は他の人に神さまについての話をし、15分は愛を実践しなさい。そうすれば君の人生には明るい光が見えるから。」 少年はその時からこの教訓を行動へと移しました。そして彼は全世界を揺るがす人物になりました。 この人こそビリー・サンデー。世界的なリバイバリストの名前です。 ある時、ボストンの日曜学校教師エドワード・キンボールは一人の靴屋の少年D・L・ムーディを信仰に導きました。ムーディは靴屋をやめて伝道者になり、彼の説教でシカゴの牧師R・C・チャップマンが深い影響を受けました。チャップマンはシカゴで伝道大会を開き、そこで野球選手ビリー・サンデーが人生をキリストに明け渡したのです。サンデーは、ノースカロライナ州シャーロットでの集会の説教者にモルデカイ・ハムを招きました。この集会で、十六歳のビリー・グラハムは招きに応じキリストを受け入れたのです。二十世紀、世界の最も多くの人に福音の感化を与えた伝道者は、一人の日曜学校教師の献身的な奉仕から、霊の連鎖によってつながっているのです。 わたしの願いは家族の救いであり、霊の連鎖です。皆さんは、この偉大な霊の連鎖をいただいた土地に、今住んでおられるわけです。家庭での礼拝も日曜学校での奉仕も、どれほど大切であるかが少しお分かりいただけたでしようか。 「わが子よ。すぐれた知性と思慮とをよく見張り、これらを見失うな。」(箴言3章21節) とは箴言のことばです。 私たちが全幅的に神に依り頼んで生きて行くときに、神は知恵によって私たちを導き、つまずきの石のように私たちの人生の中にやって来るすべての人生の難関と問題を解決させてくださいます。 あなたが、祝福された「家庭の土台」を築きたいのであれば、優先順位を正しく選択しなければなりません。 今日はそのことを聖書から学んでいきましょう。 「父たちよ。あなたがたも子どもをおこらせてはいけません。かえって、主の教育と訓戒によって育てなさい。」 (エペソ6章4節) 聖書が教える家庭の土台は、夫婦関係にあります。親子関係ではないのですね。神様が女性をお造りくださった第一の目的は、夫の助け手としてでした。夫と妻とは、離すことのできない一心同体なのだと聖書は言っています。今日、先進国の多くで家庭崩壊が進行していますが、私たちが家庭の大切さと優先順位を間違えば、神の祝福よりものろい(神の祝福が得られず、肉の性質である自己中心が心の土台だからで、決して肉と神の霊とは同居できないものです。反発しあうものだからです)がもたらされることを知らなければなりません。 「それゆえ、男はその父母を離れ、妻と結び合い、二人は一体となるのである。」(創世記2章18節) 創世記にあるこの一体(ヘブル語でエハッド)は、神の唯一あるいは統一を示すという言葉と同じ言葉が使われています。これは非常に強く深い関係を示すものです。子供はいずれ両親から自立していかなければなりません。 たとえ若く経験がなくても、夫婦は最終決定権を持っている者として、互いに助け合い、相談し、責任を持って行動していく関係を、日々の生活の中で高め強めていかなければなりません。 家族の中では、夫は、母や子供との関係よりも、妻は、両親や子供との関係よりも、「夫と妻」との関係が大切なのです。 子どもは家庭に明るい笑いや喜びをもたらしてくれますが、また一方には深い苦しみや悩みをもたらします。今日の家庭を取り巻く状況は厳しいものがありますが、どこに問題があるのでしょうか。 子育てを考える時に一番重要なのは、子どもたちが育つ環境です。それは家屋(House)ではありません、家庭(Home)です。家庭の土台である夫婦関係が円満で安定していることは、子どもにとって大切なことです。なぜなら、夫婦関係が安定しているときに初めて、両親は一致協力して豊かな愛情を子どもに注ぐことができるからです。子どもは常に親の知恵や忍耐や愛情を試すようなところがあります。ですから、夫婦が緊張関係にあるとき、神経を逆なでするような子どもの言葉や行動に、親はすぐゆとりがなくなって爆発してしまいます。結果的には夫婦喧嘩のとばっちりを子どもたちが被ることになります。 両親は、お互いが神様から委ねられている子育ての権威を否定しないように気をつける必要があります。具体的には、父親が「だめ」と言ったことを母親が「いいわよ」と言わないことです。二つの基準があることは子どもを混乱させるばかりでなく、片方の親の権威を否定することにつながります。また、子どもの前で配偶者の愚痴や批判をしないということです。 例えてみましょう。 母親が父親のことを「お父さんは、学歴がなく、おまけに安月給で家族のことを全然考えてくれないの。あたなもお父さんのようにならないようにしてね。」と語り続けるならば、子どもは母親のフィルターを通して父親を見るようなります。その逆のことも同様に言えます。子どもはそのように批判された親を尊敬してその権威に従いたいと思うでしょうか。子どもが少し客観的に両親を見ることができるようになると、今度はそのように批判している親の方も尊敬しなくなるに違いありません。 夫婦関係は子どものためだけでなく、両親自身のためにも大切です。なぜなら、子育ては一時的ですが夫婦のパートナーシップは永続的なものだからです。 人生80
年と言われて久しいですが、40歳ぐらいまでに末っ子が生まれると考えて、その子が成人するまでに20
年です。子どもが巣立って後も夫婦だけの生活が20年待っていることになります。子どもがいる期間にお互いの関係を築いておかなければ子どもが巣立ったときには全く赤の他人が一つ屋根に暮らしていることに耐えられなくなってしまいます。日本において、子ども中心の家庭を築いてきた夫婦の熟年離婚が増えるのは不思議ではありません。家庭における親子関係の優先は、実は親子関係にとっても、夫婦関係にとっても良くないことなのです。 あなたには、家族のことで心配事がありますか。神に近づきましょう。そして神の約束を信じて、「主がおっしゃられるなら」と網を投げたペテロのように一歩踏み出しましょう。 主は砕かれた心からの願いを必ずかなえてくださいます。祝福を、お祈りいたします。 |