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私が好きな歌に「ビリーブ」という曲があります。この曲は杉本竜一氏が作詞作曲した「生きもの地球紀行」(NHK総合)の挿入歌のひとつでした。いつからか、日本の小学5年生の音楽の教科書に載っています。
この曲の中で「たとえば君が傷ついて くじけそうになった時は かならず僕がそばにいて ささえてあげるよその肩を・・・」という歌詞があります。メロディーにのって子ども達の歌声が聞こえると平和でほんのり暖かな気持ちにさせられます。 このような話を読んだことがあります。「肩」という題がつけられていました。 何年もの間、母は私に「体の中で一番大切な所はどこ?」と質問してきました。ある日私は、聞こえることが大事だと思い、「母さん、それは耳だよ」と答えました。母は「それは違うわ。耳が聞こえない人はたくさんいるけど、その人達は生き生きとしているでしょ」と言いました。 数年後、私は答えが見つかったと思い、「母さん、見えることはとても大切だから、答えは目だ」と言いました。母は私を見、「それは正解じゃないわ。目が見えない人はたくさんいるけど、その人達も元気に生きているでしょ」と言いました。 何年も私は考え続けました。しかし母は、「違うわ。でもだんだん答えが近くなってきたね」と言うだけでした。 去年、祖父が亡くなり、私の家族は皆泣いていました。祖父への最後の別れの時、母が私を見つめながら尋ねました。「体で一番大切な所はまだわからないの?」この状況で質問されるとは思いもよらず、私は面食らったのですが、母は続けました。「この質問はとても大事なの‥‥。今日、あなたはその答えがわかると思うわ。」 母の目に涙があふれているのを見て、私は母を抱きしめました。母は私に寄りかかりながら言いました。「体で一番大切な所は、あなたの肩よ。」私は問い返しました。「それは頭を支えているから?」母は答えました。「いいえ、あなたが愛している人や友達が泣いている時に、彼らの頭を支えるからよ。人は皆、泣く時に支えてくれる肩が必要なの。あなたはこれからたくさんの友達と出会い、友情を育てるでしょう。そして、私が今あなたの肩を必要としているように、誰かが肩を必要とする時、互いに肩を貸してあげることを忘れないで。」(作者不詳) 「互いに支え合う肩」そんな隣人になれたら誰もが困難な人生の時を乗り越えて行けるものです。その時、人は本当の意味で「人」という文字のような人になれるのではないでしょうか。 |