回復への道の手助け(案内) 8/28/2006


飲酒とマナー(福岡での幼児の死亡事故に思う)

今月25日に、福岡市東区でRV車が乗用車に追突されて海に転落し、幼児3人が死亡しました。この事故で、業務上過失致死傷などの疑いで逮捕された同市職員の今林大(ふとし)容疑者(22)が事故直前、複数の店で酒を飲んでいたのです。車の破損状況などから事故時の速度は100キロを超えていたようで、午後10時50分ごろ、「海の中道大橋」で乗用車を運転中、前を走っていた同市の会社員大上哲央(あきお)さん(33)運転のRV車の右後部に追突。海に転落させ、同乗していた大上さんの長男紘彬(ひろあき)ちゃん(4)、次男倫彬(ともあき)ちゃん(3)、長女紗彬(さあや)ちゃん(1)の3人を水死させ、大上さんと妻かおりさん(29)に軽傷を負わせました。今日、多くの参列者の中で、大きな悲しみの中で葬儀が執り行われました。この葬儀には福岡市長も参列されました。市のトップとして、この痛ましい事故を重く受け止め、今後、職員で飲酒運転をした者は、懲戒免職にすることが決められるようです。刑罰の重さが、ブレーキに成れば良いのですが、問われているのは、飲酒者ひとりひとりのマナーです。

この事件のことで、福岡市では、職員逮捕に市民の批判は収まらず、30日の五輪の国内候補都市決定を前にイベントも相次ぎ中止になるなど、招致活動にも影響が出てきています。軽い気持ちでの飲酒運転という法律違反が、どれだけ多くの人々を巻き込んだ大きな出来事となったか、私たち自身が考え教訓としたいものですね。

教会に来ていらっしやる方々の中にも、アルコール依存をはじめ、何かに依存して自分で自分をコントロールできず、現実の問題から逃避したりして四方八方が塞がれた人生を歩んでおられる方々もいるかもしれません。しかし、誰しも、大なり小なり、何らかの依存症を患っています。ですから、この事件も人ごとではないですね。
私たちは、どんなことでも、自分に語られていると耳を傾け、謙遜な心で素直に聞こうとする時に、多くの知恵を得、方向転換をする機会となるのです。

アメリカの住んでいる皆さんに、特に知っていてほしい記事がありますので紹介いたします。

これは、日本人向けのシアトル生活ガイドに掲載されている記事ですが、飲酒について、このように言っています。

日本では「酔った上での言動」に寛容な面があり、「2日酔い」「飲み過ぎ」などをカジュアルに話題にすることがあります。しかし、アメリカでは「飲み過ぎて・・・」という話題は、"未熟な人" "セルフ・コントロールができない人" "アルコール依存症" "何らかの問題を抱えて飲酒に走っている人" といった正反対の印象を与えかねません。

また、勤務先で「前日に飲み過ぎて頭が痛い」に始まり、飲み過ぎたことが原因で失敗した、羽目をはずして大変なことになった、という話題は大きなイメージ・ダウンです。自分自身は業績に影響しない程度の飲酒であり、軽い笑い話の1つと考えていても、会社や同僚にとってはその人自身の「プロフェッショナル」「成人」としての意識に疑問を抱く発端になりえます。また、学生が2日酔いで登校することも問題行動にあたります。注意されても仕方ありません。

アメリカ社会は飲酒に関して厳格です。警察はパトロール・カー、徒歩、マウンテン・バイクなどを使って常に町をパトロールしています。以下のような行為が発見された場合、警察に通報されたり、パトロール中の警官に職務質問をされたり、逮捕されて留置場に入れられることもあります。

・飲食店で酔い、他の客や店に迷惑な行為をする
・酔ってフラフラ歩いたり、道端ですわりこむ・寝る・吐く
・酔ってバスやタクシーを利用し、迷惑な行為をする

また、日本人同士であっても、飲酒に対する考えはそれぞれで異なります。こういった話題を軽い笑い話にしたい場合は、相手を選びましょう。

ページのアドレス:http://www.junglecity.com/ssg/index.htm

聖書の中に酒に飲まれた人(自分のコントロールを失った人)の姿が見事に描写されています。

「へー、聖書ってこんなことまで書いてあるんですか。」と驚かれる方々がいます。
「そうです。私たちが生きていくための知恵、教訓が沢山あります。」

「災ある者はだれか、憂いある者はだれか、争いをする者はだれか、
煩いある者はだれか、ゆえなく傷をうける者はだれか、赤い目を
している者はだれか。 (それは)酒に夜をふかす者、行って、混ぜ
合わせた酒を味わう者である。

酒はあかく、杯の中にあわだち、なめらかにくだる、あなたはこれを
見てはならない。 これはついに、へびのようにかみ、まむしのように刺す。

あなたの目は怪しいものを見、あなたの心は偽りを言う。 あなたは
海の中に寝ている人のように、帆柱の上に寝ている人のようになる。

あなたは言う、『人がわたしを撃ったが、わたしは痛くはなかった。
わたしを、たたいたが、わたしは何も覚えはない。いつわたしはさめるのか、
また酒を求めよう』と。」    (箴言23章29〜35節)

あなたは、今の自分を変えられたいとお思いですか。
自分で自分をコントロールできないことに気づいておられますか。
無力なことを認めておられますか。

それなら、希望があります。

「人生を導く5つの法則」の著者リック・ウォレン牧師が牧会されていドルバック教会で、多くの人々を解放しているミニストリーがあります。セレブレト・リカバリーと言います。最近、日本でも翻訳されそのためのテキストが出版されています。

セレブレイト・リカバリーは、だれもが抱える心の傷、とらわれ、悪習慣からの回復を導く働きです。米カルフォルニア州にあるサドルバック教会から始まったこの働きは、全米のみならず全世界の教会に広まっています。山上の説教(新約聖書 マタイによる福音書5章3〜10節)に基づく回復の8原則を通じて、これまでにも数え切れないほどの人々の人生が変えられてきました。これらの原則に取り組まれるなら、自分の痛みの経験の中に隠された神の驚くべきご計画を発見し、本当の自分を生きることができるようになるでしょう。

回復への原則12のステップ紹介しておきましょう。

回復の8原則  マタイ5:3〜10 GNB   リック・ウォレン     
原則1 「自分が霊的に貧しいということを知っている人は幸いです。」
私は神ではないということを認めます。悪いことをしてしまう自分をコントロールする力がないこと、そして自分の人生が手に負えない状態にあることを認めます。
Realize I am not God. I admit that I am powerless to control my tendency to do the wrong thing and that my life is unmanagable.

原則2 「悲しんでいる人は幸いです。その人は慰められるからです。」
神が生きておられること、神にとって私は大切な存在であること、そして神には私を回復させる力があることを心から信じます。
Earnestly believe that God exists, that I matter to Him, and that He had the power to help me recover.

原則3 「柔和な人は幸いです。」
私の人生と意志のすべてを、キリストの配慮と導きにゆだねることを意識的に選択します。
Consciously choose to commit all my life and will to Christ's care and control.

原則4 「心のきよい人は幸いです。」
正直に自分の心を点検し、自分の犯した過ちを自分と神と信頼できる人に告白します。
Openly examine and confess my faults to myself, to God, and to someone I trust.

原則5 「神の御心に生きることを何よりも願う人は幸いです。」
神が私の人生において変えたいと願っておられるすべてのことに喜んで従い、性格上の歪みを直してくださるように、へりくだって神に求めます。
Voluntarily submit to every change God wants to make in my life and humbly ask Him to remove my character defects.

原則6 「あわれみ深い人は幸いです。平和を作る人は幸いです。」
すべての人間関係を振り返り、自分を傷つけてきた人たちを赦し、また自分が傷つけてしまった人たちに償いをします。ただし、その人や他の人たちをさらに傷つけることのない場合に限ります。
Evaluate all my relationships. Offer forgiveness it those who have hurt me and make amends for harm I 've done to others, except when to do so whoud harm them or others.

原則7 日々、神と交わる時間を確保して自分自身を吟味し、聖書を読み、祈ります。それは神ご自身を知り、私の人生に対する神の御心を知って、その御心に生きる力を得るためです。
Reserve a daily time with God for self- examination, Bible reading, and prayer in order to knwo God and His will for my life and to gain the power to follow His will.

原則8 「神の御心を行っているために迫害されている人は幸いです。」
自分の生き方と言葉を通してこのよい知らせを伝えるために、神が私を用いてくださるよう、自分自身を神に明け渡します。
Yield myself to God to be used to bring this Good News to others, both my example and my words.

それぞれの原則の頭文字を並べるとRECOVERY(回復)という言葉になります

いつも、次の祈りを自分の祈りに加えて祈りましょう。

平安の祈り

 神様、どうか私にお与えください
   変えられないものを受け入れる心の平安を
     変えられるものを変える勇気を
       そして、その違いを見極める知恵を

 与えられた一日を精一杯生きることができるように
   一瞬一瞬を楽しむことができるように
     苦しみは平安への通り道であることを受け入れることができるように

 たとえ自分の願いどおりにならなくても
   主イエスがされたように
     この罪深い世界をそのまま受け入れることができるように

 もしあなたの御心にゆだねるなら
   あなたがすべてを正しく導いてくださることを信じることができるように

 そうすれば、私はこの地上において幸いな人生を送り
   また天国においては、あなたと共にある最高の幸せにあずかることができるでしょう
 アーメン

  回復の12ステップとその関連聖句              

1. 私たちは自分の嗜癖(中毒)や強迫的行動に対して無力であり、自分の人生が制御できない状態にあることを認めました。
「私は自分のうちに、すなわち罪に汚れた私の性質のうちに良いものが何もないことを知っています。なぜなら、良いことをしたいという願いはあるのに、それをすることができないからです」         ローマ7:18 NIV

2. 私たちを越えた偉大な力が、私たちを正気に戻してくださることを信じるようになりました。
「神のすばらしい目的に従って、あなたがたに志を立てさせ、行動へと導いてくださるのは神です」ピリピ2:13 NIV

3. 自分の人生と意志とを神の配慮にゆだねる決心をしました。
「それゆえ兄弟たちよ、神のあわれみを思ってあなたがたに心から勧めます。あなたがたの体を、神に喜ばれる、きよい、生きた供え物としてささげなさい。それこそ、あなたがたの霊的な礼拝だからです」   ローマ12:1 NIV

4. 自分の心の中を深く探り、包み隠さず心の棚卸しをしました。
「自分たちの道を吟味し、確かめ、そして主のみもとに立ち返ろう」               哀歌3:40 NIV

5. 自分の犯した過ちを、ありのままに神と自分と他の人の前に認めました。
「互いに自分の罪を告白し、祈り合いなさい。いやされるためです」              ヤコブ5:16 NIV

6. これらの性格上の歪みを神に取り扱っていただく心の準備が整いました。
「主の御前でへりくだりなさい。そうすれば、主があなたがたを高くしてくださいます」     ヤコブ4:10 NIV

7. すべての欠点を取り除いてくださるように、へりくだって神にお願いしました。
「もし私たちが自分の罪を告白するなら、神は真実で正しいお方ですから、私たちの罪を赦し、すべての不義から私たちをきよめてくださいます」                             Iヨハネ1:9 NIV

8. 私たちが傷つけてしまったすべての人たちのリストを作り、それらの人たちに喜んで償いをしたいと思ようになりました。
「自分がしてもらいたいと思うように、他の人たちにもそうしなさい」              ルカ6:31 NIV

9.償いをする相手や周りの人たちを傷つけない限りにおいて、できる時にはいつでも直接償いました。
「ですから、もしあなたがたが祭壇にささげ物をささげようとしているときに、兄弟に憎まれているということを思い出したなら、ささげ物を祭壇の前に置いたままにして、まず出かけて行ってその兄弟と和解しなさい。それから戻って来て、そのささげ物をささげなさい」                    マタイ5:23‐24 NIV

10.引き続き心の棚卸しを続け、過ちを犯した時はすぐにその間違いを認めました。
「ですからもしあなたがたがしっかりと立っていると思うなら、転ばないように気をつけていなさい」 Iコリント10:12 NIV

11.祈りと黙想を通して神との交わりを深めることを願い、自分に対する神の御心とそれを行う力を求めて神に祈りました。
   「キリストのことばをあなたがたのうちに豊かに住まわせなさい」              コロサイ3:16 NIV

12.これらのステップを通して霊的な経験を積み、このメッセージを他の人に伝え、また生活のあらゆる面においてこれらの原則を実践するように努めました。
「兄弟たちよ、もしある人が罪に陥ったなら、霊的に成熟しているあなたがたは、優しい心でその人を立ち直らせてあげるべきです。しかし、自分でも十分に気をつけていなさい。さもないと、あなた自身も誘惑されかねないからです」 ガラテヤ6:1 NIV


一緒に回復への道を踏み出しませんか。あなたからのお便りお待ちしています。

主からの開放と祝福を恵みの神、救い主であるイエス・キリストの御名によってお祈りいたします。